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ねこのつめ合わせ

会社員☞海外大生☞会社員☞漫画家 瞬間的にやりたいことをやっていると職業遍歴が散らかった。ラインスタンプ出したけど売れず、漫画描いたけど人気出ず、ノベル書いたけどこれに至っては誰にも読んですらもらえず。何かを制作・リリースすればするほど自分の存在意義が透明化していくように感じる今日この頃。漫画家なのに最近漫画描けていないからただのひきこもりに進化してこんな風に言葉を散らかしてます

売れない漫画家ねこの作り方

はじめまして。Catlani(きゃとらに)と申します。

 

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コミコからのデビューを狙って一年経とうとしている売れない漫画家です。面と向かって初めましてする人には『専業主婦です』って自己紹介しているのに、互いの顔が見れないブログなら『漫画家です』って言えちゃう漫画家です。

 

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なぜ集英社や講談社のような大手出版社に持ち込みをしないのか?

 

せっかく一年前地方から関東にたまたまだけど引っ越してきたのに?

 

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それはコミコが固定月給制だからです。縦スクロール漫画のコミコは従来の原稿料(原稿用紙一枚分の料金×枚数)制度が使えません。ですから月給が固定されているのです。人気・実力に左右されない固定給制度は正直家計に大助かりです。だから安定志向のきゃとらにはコミコでデビューを…

 

 

 

なーんてのは建前で

 

 

 

本当の理由は恐いから。30過ぎた自分の持ち込んだ作品がもし編集者のお眼鏡にかなうようなら良いものの、万一箸にも棒にも掛からぬクオリティーだと判断され「えー30過ぎてこんなもんしか書けないの?もう諦めた方がいいですよ」なんて言われた日にはその言葉だけで死ねる。その言葉が呪いみたいに自分の脳や指先に宿って今後自分が描く漫画がどうあがいても無個性・無価値な駄作にしかなれなくなる気がする。

 

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大手が若くない作家の持ち込みをあまり快く思わないのはよく聞く。自虐的なこと言うようだけど。そりゃそうだと思う。若い作家をデビューさせた方が長期で会社の利益になるとか、そういうことは当然だけど、それに加え、年を重ねた作家というのは自尊心と気位が年の分だけ積みあがっていることが多いからではないだろうか?高く積みあがったそれらは普段しっかり立っていようがグラグラしていようが一様に打撃に弱い。だから作品批評されると簡単に揺れてひびが入る。崩壊する。

 

きゃとらにも例に漏れずそんな心の耐震性弱い30代だ。だから出版社でコテンパンに言われて脆弱な志をぽっきりおられてしまってはたまらない(そしてここは折られることが大前提)。

 

 

そこへいくとコミコならいける気がした

 

※コミコはオリジナル作品ばかりを掲載している漫画アプリ。

まず素人がコマ数などの一定条件を満たせれば取りあえずアプリへの作品掲載を許されるというシステムがありがたい。編集者は売れる漫画を見分け育てるプロフェッショナルかもしれないが彼らだって人であることに相違ない。人である限り見込み違いだって起こすこともあるだろう。どの漫画が面白いかを決めるのは最終的には結局読者なのだ。

 

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編集者がつまらないって吐き捨てた作品も読者が面白いと言って話題になれば結果作品は良作として世間で受け入れられる。それでいい。ってゆーかむしろその路線がいい。ざまぁ見ろ30代~作家を期限切れ食品扱いする編集者共!※そんな扱いまだ受けてません。

 

 

 

まずパソコン買ってもらった

 

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20万以上もするスクリーンに直接描きこめちゃう最新型のやつ。生活支えてもらってる上に商売道具まで買ってもらって夫に感激。ありがたいを通り越して恐れ多い。でも夫はきゃとらにに「これは投資だから。利益ちゃんと回収する気だから」って爽やかに言ってのけた。おいおいかっこよすぎだろそれ!自分以外の誰かが自分を信じてくれるって不思議とすごく心強い!ありがとう、きゃとらにも自分を信じてるよ!(←それは別にかっこよくない)

 

 

 

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あとはひたすら描く。コミコで人気となる作品の傾向はリサーチ済み。恐らく10代、20代が読者層の中心で、特に女子中高生が多いイメージ。そして異世界ファンタジー系よりは日常恋愛系が強い。週刊連載の関係上絵のクオリティーを担保できない作品がどうしても多いからか、絵のキレイな作品は人気が出やすそうな感じ。この時のきゃとらには完全に「コミコ見切ったり」って感じだった。いける気しかしなくて、めっちゃ意気込んでた。よし描くぞ!自分にしか描けない漫画!だてに30年以上生きて人生経験積んできたわけじゃないんだ!10代20代の作家じゃ描けないような恋愛模様、心の機微を描くどー!30代なめんな!

 

 

ところが

 

 

 「人気が出ない」 

 

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「何で?絵がまだまだだから?でもCatlaniよりも雑で描けてない人いっぱいいるよね!でもその人たちの漫画の方がぜんっぜん人気ある!」

「ストーリーつまんないのかな?シリアスすぎ?コミカルさも入れたつもりなんだけど」

結果を客観的に受け止め、消化しきれないきゃとらににコメントはたたみかける。

「コミコ読者には受けないかもしれません。」

「キャラの描き分け練習しましょう」

主観的悪意とか感情的な批判ですらなく、至極まっとうなご意見ばかり。しかも指摘されたことのほとんどについて自覚があった。でも作品投稿前、コミコに投稿された沢山のインディーズ作品と自分の作品を比較しながら、未熟なのは自分だけじゃない。むしろ自分のよりも絵とか雑だし、ストーリーも分かりにくいけど人気な漫画も沢山あるから大丈夫なんて思ってた。自作品の長所とた作品の短所を比べて自分にかりそめのメッキでできた自信を必死で植え付けようとしたんだ。でも読者コメントはそんなメッキの自信をいとも簡単に剥ぎ棄ててきゃとらにを見事丸裸にしてしまった。

 

「うわぁ~マジかマジか!どうしよう読者の反応もコメントも想定外すぎる!わたしよりも下手な人たちなぜか『絵が好み』とか『続きが楽しみ』とかポジティブコメントもらってる何でーーーうらやましいよーーー(きゃとらにの方がよっぽど主観的&感情的)」

「めっちゃ読者ウケ狙って描いたのにコミコ向けじゃないって言われた!きゃとらにのリサーチ的外れやったんかー」

 

 

ここまでくると何でリリース前の自分に言いたい。きみ何でそんなヒットする自信あったの?間違ってたよなにもかも?なにもかもだよ?ぜんっぜん正解じゃなかったよ!

 

 

あれ?低評価と自己否定回避のために大手出版社への持ち込みから逃避したのに結局正当かつ建設的批判によってきゃとらにのプライド大激震?!

 

 

 

 こんな感じで

 

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今までいくつか自作漫画をアップしては自尊心のだるま落としをされることを繰り返してきているきゃとらにです。こうして我が夢は破れかぶれではありますが、始めてまだ一年捨てるには早すぎると思っているところです。

 

 

 

ちなみに夫が授けてくれた装備☟

 

 

 

 

 

 

 

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