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ねこのつめ合わせ

会社員☞海外大生☞会社員☞漫画家 瞬間的にやりたいことをやっていると職業遍歴が散らかった。ラインスタンプ出したけど売れず、漫画描いたけど人気出ず、ノベル書いたけどこれに至っては誰にも読んですらもらえず。何かを制作・リリースすればするほど自分の存在意義が透明化していくように感じる今日この頃。漫画家なのに最近漫画描けていないからただのひきこもりに進化してこんな風に言葉を散らかしてます

一週間ボーフレンド。それ付き合ったって言える?

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きゃとらに25歳

 

年齢=彼氏いない歴

 

希望をかけて婚活留学をはじめて3か月、なんと人生初めての彼氏ができました。

 

 

その交際期間なんと1週間

 

 

は?

 

 

 

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ジャック(仮名)とはバイト先の友だちを通じて出会いました。台湾系アメリカ人で見た目はもやしな黒田勇樹。肌はハワイにいるとは思えない青白さでした。 

 

 

ジャックは 集団の中で特に目立つような性格や容姿ではありませんでした。ジャックとの出会いをどれだけ頑張っても思い出せないのが何よりの証拠です。それでいて彼はどの集団の中でも不思議と浮きもしませんでした。とても仲の良いバイト先の友だち3人と集まったり遊んだりするとき必ず現れる彼の存在をすんなりと受け入れられたのも彼のそうした雰囲気が理由だったのでしょう。

 

 

こんな風に気が付いたらよく一緒に遊ぶ友人の一人だったジャックでしたがある時1対1で会いたいと言われました。事の発端はいつも通りみんなで集まったはいいけど何となく手持ち無沙汰になってしまい各々バラバラのことをしていた時。わたしは香港人の女の子の肩もみに熱中していました。

 

 

あぁぁぁぁきくぅぅーーーー、とガスの抜けた様な声を漏らす香港女子。これを見たジャックは「僕も肩こりひどいんだよ。良かったら僕にも今度やってよ」と声をかけてきたのです。「あぁいいよーマッサージ趣味だから」と答えたものの、その調子は「いつか一緒に遊ぼうよ」「いいよ」くらい軽く、一生実現しそうにない臭いがプンプンしました。ところがそれから何日も経たないうちにきゃとらにはキャンパス内の芝生にジャックと2人腰を落ち着け、ジャックの肩もみをしていたのです。

 

 

それからジャックとは夜な夜な会い、肩をもんであげるようになりました。因みにジャックの肩は、彼が言うほどこっていませんでした。

  

 

それが2週間ほど続いたある日、名前も知らないピンクの花咲く木の下でジャックから「Will you be my girlfriend?(付き合ってください)」と告白されたのです。ジャックのことを好きかどうか当時はまだ分かりませんでした。ただ一緒に遊ぶようになって数か月、人が良く話しやすい彼のことをもっとよく知りたい、と思うまでに彼に対する興味は育っていたのでOKしました。

 

 

そしてその日以降彼からの電話はぱったり途絶えたのです。

1週間後別れを告げるために「ちょっと会いたいんだけど」と言われるあの時まで。

 

「きゃとらにジャックと付き合い始めたんだって?」

「おめでとう!」 

 

報告したわけでもないのに寄せられる祝福の言葉。それ自体はまぁいいとして、ちっともおめでたくありませんでした。付き合うことが決定した途端何かのスイッチが入ったようにジャックはよそよそしくなったのです。付き合う前の方がよっぽど手に触れてきたり0距離で隣に座ってきたりしてたわ。

 

 

それが友人だけで集まる時も必ずと言っていいほどきゃとらにには近づこうとしないし、全力で目も合わさないようにしている。そう、完全に避けられているのです。ジャックのこの様子を見て気を利かせた、というよりは見るに見かねた友人が「ジャック!彼女ほったらかしかよ!」と冗談交じりにわれわれをくっつけようとしますが見たことないようなぎこちない笑顔を作ってぬるぬると逃げていきます。締め付けられる心。そしてあることに気付いたのです。ジャックが片時も離れず話しかけていたのは春学期から入学してくる新入生の女の子でした(母校では各学期ごとの入学が可能なのです)。何の話をしているのか楽しそう笑う2人。そしてジャックのトロンとした表情。あの顔はほんの数日前まではきゃとらにに向けられたものだったのに。心の締め付けがさっきよりもギュッときつくなる。

 

 

そして告白されてからちょうど1週間後、ジャックはきゃとらにに「別れたい」と言ってきました。「そもそも周りが早く告白しろって言うからそれがプレッシャーで告白しちゃったんだよ」そう話すジャックは心底迷惑そうでした。そういうことでしたか。わたしと別れてあの女の子のところに行くんだろうな。締め付けられた心はもはやペショペショに萎れきっていたので特に抵抗もせず別れました。

 

   

それほどに確固たる『好き』ではなかったにせよ、告白された時きゃとらにはいっちょ前にときめきました。自分を丸ごと肯定されたような気分に心が高揚しました。人に愛されないことが当然だった25年を経て、ようやっと自分は愛される価値のある人間だと思えた瞬間でした。しかし自分の愛される価値はあっと言う間に暴落。

 

 

ジャックとのお付き合いはジェットコースターに乗ってるみたいでした。ジャックと会うたびに上がってゆく気持ちは急こう配をそろそろと登るジェットコースターのトロッコのよう。そして頂点まで到達した途端「別れたい」という言葉と共に一気に落下。しかも落下がもたらす内臓がない交ぜになるような気持ち悪さまでそっくり。

 

 

付き合ってみて分かったこと、それは『愛されない』よりも『一度愛されて捨てられる』方が遥かに辛いということ。恋愛経験豊富なモテ女たち、今まで勝手に妬んでごめんなさい。過去に沢山の殿方と付き合ったあなた達は別れの数だけこの胸糞悪さを経験してきたんだね。嫉妬して恨んだりして悪かったよ。きゃとらにはとんでもない苦労知らずでした。

 

 

 もはや付き合った人数5人以上の猛者は歴戦の勇士だ。そんな彼らがきゃとらにの1週間交際を聞けばこう言うでしょう。

「そんなの付き合ったうちにも入らないでしょ」

 

 

 ぐうの音も出ません。やっぱりこれって『付き合った』にカウントすべきでない案件ですかね?

 

 

 因みにジャックですが、その後似たような超短期間交際を何度か繰り返すものの結局誰とも長続きはしなかったとさ。

 

 

 きゃとらに🐈

 

☟続きます

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☟言わずと知れた一週間ボーイフレンド。元ネタ様(;'∀')

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