○○○い人ほど自己評価が高い ―成長促す3ステップ―

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きゃとらにです🐈

イキナリですが、わたしがその昔、Uニクロのバイトで経験したことをお話しさせてください

 

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この経験から2つのことに気付きました。

 

①わたしが自分の仕事ぶりを過大評価していたこと

 (愛想よく振舞えてるとすら思ってた)

 

他者から指摘されるまでそれに気付かなかったこと

 

上記2つは、辛くも過去2年の漫画制作活動にも共通しています。

 

あれ?おかしいな?ストーリーの続きが思い浮かばない。

キャラクターが動かない

描きだした漫画が一向に進まない

 

もっとスラスラ描けて、人気も出ると思ってたのに

読者も思ってたより全然少ない(それは続きアップしないから…)

 

そうしてるうちに気が付いたら2年が経過していたのであった…

浦島太郎じゃないっすよ?

コワ。

 

ポイントは、「もっとスラスラ描けて、人気も出ると思ってた」って部分です。

つまりこの時もわたしは自分の能力と成果を実際よりも高く見積もりすぎたんです。

 

この失敗にすら満たないちんけな失敗は、わたしに次のような疑問を抱かせました。

 

「なんでわたしって、自分の能力を過信しがちなんだろう?」

 

というわけで、今回は自己評価を高く見積もり過ぎる、という謎現象を調べてみました

これが、中々にパンドラの箱でした…

 

 

能力の低い人ほど自己評価が高い

コーネル大学のデイヴィッド・ダニング  と  ジャスティン・クルーガーの発表した研究によると、

 

能力の低い人間ほど自己の言動や容姿を実際より高く評価してしまう

 

とのことなんです(Kruger & Dunning, 1999  

http://psycnet.apa.org/record/1999-15054-002

 

この認知バイアスは、研究者の2人にちなんで、ダニング=クルーガー効果、と呼ばれています。

 

こちらがリサーチ結果です。

オリジナルはこちらで読めますが英語だし、有料なので、下のウィキも良かったらご参照ください。

 

これらの研究では、ユーモアセンス、文法知識、および論理的推論などのテストにおいてそれぞれ最も低い得点を記録した研究参加者は、それぞれ自身のパフォーマンスおよび能力を過大評価した。ある研究参加者は12パーセンタイルのスコアにとどまったにも関わらず、62パーセンタイルに記録されたと誤った推測を行った 

引用元:ダニング=クルーガー効果 - Wikipedia

 

 ん?パーセンタイルってなんぞ(。´・ω・)?

 

パーセンタイル(percentile)

計測値の分布(ばらつき)を小さい数字から大きい数字に並べ変え、パーセント表示することによって、小さい数字から大きな数字に並べ変えた計測値においてどこに位置するのかを測定する単位。
 例えば、計測値として100個ある場合、5パーセンタイルであれば小さい数字から数えて5番目に位置し、50パーセンタイルであれば小さい数字から数えて50番目に位置し、95パーセンタイルであれば小さい方から数えて95番目に位置する。

引用元:パーセンタイル(percentile)|用語集|企業年金連合会

 

 つまり下から数えて12番目のスコアをとった人が、下から62番目と自己予想したってことですね!

 

結構な誤差!

 

このリサーチによって、能力の低い人は、自身の能力の低さを認識できない傾向にある、ということが立証されてしまったわけですね。

 

能力の低さが過剰な自己評価を招いているのか、過剰な自己評価の結果能力が低いのか、定かじゃないですが、どちらにしろ痛烈。

 

能力が低い人の特徴

arstechnica.com

上の記事では、能力が低い人の特徴を以下のように挙げています。

 

・自身の能力不足を自覚できない

・自身の能力不足がどれほどのものかを自覚できない

・他者の能力を正確にはかれない

 

ただし、対象能力に関し、十分な訓練を経験した場合は、自身の能力不足を自覚できるとのこと。

 

シェークスピアの「愚か者は己を賢者だと思い込むが、賢者は己が愚か者であることを知っている(「お気に召すまま」第5幕第1場)」という正に言葉通り。

 

「自分のことは自分が一番知ってる」の罠! 

さて、ここまでで、人は正確に自己評価を下すのが難しいらしいことがわかりました。

幸か不幸か自分だけじゃないと分かって正直ホッ。

 

では、正確に自分を評価・認識するにはどうすればいいのでしょう?

 

アメリカの組織心理学者ターシャ・ユーリックは3年かけて自己認識の研究を行いました。

 

↓TEDトークです。(安定の)英語のみですがご興味がありましたら


Increase your self-awareness with one simple fix | Tasha Eurich | TEDxMileHigh

 

ユーリック氏によれば、自己認識に関して世の中の人は大きく2つのタイプに分けられると言います。

 

1. 自己認識ができていると思っている人

2. 自己認識が実際できている人

 

 さて、実際はどうでしょう。

 

20180601201921

参照元:Increase your self-awareness with one simple fix | Tasha Eurich | TEDxMileHigh - YouTube

 

 ユーリック氏のリサーチに寄れば、被験者の95%が自己認識していると自負していたそうです。

 

しかし、自己認識チェックの結果、実際に自己を正確に把握していたのは…

 

20180601201922

参照元:Increase your self-awareness with one simple fix | Tasha Eurich | TEDxMileHigh - YouTube

 

たった10~15%

 

そのあまりの希少さに、ユーリック氏と研究チームは、自己認識に優れた人たちを「自己認識ユニコーン」と呼んだそうです。

 

もう存在自体ファンタジーとか伝説レベルやそれ

 

なお、ユーリック氏は、800以上のリサーチを調べ、世界5000人を対象に研究したとのことです。そりゃユニコーンですわ。

jp.wsj.com

 

「自分のことは自分が一番分かってる」

なーんて映画・ドラマ・アニメでよく聞きますけど、今となっては幻想ですね…

 

 

 

 進歩・成長の鍵になる3ステップ

とはいえ、何かにつけ進歩させようと思えば、自身の現状把握は大切な一歩。

ユーリック氏は、自身を知ることを含め、飛躍的成長を促す3ステップを次のように述べています。

 

1)汝自身を知れ

2)1つに絞って取り組む

3)日々実践する

 

↓今度こそ日本語字幕付き


Learning to be awesome at anything you do, including being a leader | Tasha Eurich | TEDxMileHigh

 

1)汝自信を知れ

 自分で自分を知る難しさは先に説明したとおりです。

それに、周囲の人たちも自分について本当のことを言ってくれているとは限らない

 

相手への気遣い、優しさ、欲目、恐れなどは、本心を隠すのに十分な動機となります。

 

家族や仲の良い友達のような親しい人なら、と思うかもしれませんが、親しいからこそ本当のことが言いにくい、なんてこともあるかもしれません。

 

ここに至るまで、人は如何に自分の能力や自分自身について正しく把握できないことが多いかについてあれこれ書きましたが、それはなにも自身ばかりが原因というわけでもないでしょう。

 

わたしたちは普段の生活の中で、自分自身についての正確な情報を得る機会がとても少ないのです。

 

分からないとなると、ますます自分のことが気になる、知りたい!

 

そこでユーリック氏の作成した「インサイト・クイズ(insight quiz)」で、自己認識度をチェックしてみることにしました。

 

www.insight-book.com

 

じゃーん

 

ご興味がありましたらぜひ受けてみてください

例によって英語版です

 

 

この度、ありがたくも日本語訳をしてくださっている方のノートを発見しました!

 

note.mu

 

マジありがたやー!!

というわけで、改めてご興味がありましたらRyutaさん の日本語訳を参照しつつやってみてはいかがでしょうか。

 

…って言っても結局、結果は英語で届くんですけどね 

なので結果についても少しだけ和訳・説明は入れますね。

 

では実際にインサイト・クイズをやってみます(わたしの結果付き!)。

長いので興味のない方はスキップしてください。

 

→「2)1つに絞って取り組む」へスキップする

 

→きゃとらにのインサイト・クイズの結果だけ見る

 

インサイト・クイズ(insight quiz)の受け方 

 ここでは自己認識度をチェックする、インサイト・クイズの受け方を紹介します。

Ryutaさん日本語訳を参考にしていただけます。

なお、インサイト・クイズは、あなた自身と、あなたを良く知る人の両方が受けて初めて結果が出るので、自分以外で誰にこのクイズを受けてもらうかを考えておきましょう

 

INSIGHT: The Quizへ行き、一番下の「LET'S DO THIS」をクリックします。

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 ②画面一番下「FORWARD」をクリックしてクイズをスタートします。

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 ③質問を読み、当てはまる選択肢の頭にある丸をクリックしていきます。

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 ④一番下左のアイコンは「戻る(BACKWARD)」、右は「進む(FORWARD)」です

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 ④回答し終えたら、以下の情報を入力してください。

 

  ここで入力した「友人」の情報をもとに、あなたが選んだ人の元へクイズへの招待が届きます。ただしメールは英語で届くので、どのような内容か友人には予め説明しておくと、スパムと間違えられて、メールを削除されずに済むかな、と思います。

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 ⑤この画面にたどり着いたら、あなたのパートは終了です。

  あなたが先ほど入力したメールアドレスに、あなたが指定した相手に送信されたサンプルメッセージを含む終了通知が届いているので確認してみてください。

 

わたしの場合はGmailの「受信トレイ」じゃなくて「プロモーション」フォルダにありました。

 

  友人がクイズを受け終えたら、先ほど入力したあなたのメールアドレス宛に結果が通知されます。はやる気持ちを抑えて待ちましょう。

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インサイト・クイズ(insight quiz)結果の見方

❶結果はメールアドレスに届きます。

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 ❷いよいよ結果とご対面か!

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 ❸…とその前に、メッセージの一番下に何かあるぞ?

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 ❹「今後送られてくるメール」とかあったんかーい。

  うーん、今回はノーサンキューなので解除手続きを先に済ませます。

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 ❺メールサブスクリプションの解除は、自分のメールアドレスを入力して終了でした

  良かった面倒くさくなくて

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 ❻この画面に行きついたら解除完了です。

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 ❼さて、気を取り直して結果を見ましょう。赤枠内のリンクをクリックします。

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 ❽「GET YOUR REPORT」をクリックすると結果がダウンロードされます。

   ダウンロードが終了したら展開しましょう。

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 ❾こんな表紙です

  おー楽しみ!

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 ❿ここからは内容の一部を公開・解説します。

  まず、「OVERVIEW」では自己認識には2つの種類があることを説明しています。

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これら2つの自己認識は、それぞれ「内面的自己認識」「外面的自己認識」と呼ばれているそうです。

 

ユーリック氏は「DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー」で、それぞれについて次のように説明しています。

 

 

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1つ目を「内面的自己認識」と名付けた。これは、自分の価値観、情熱、願望、環境への適合、反応(思考、感情、態度、強み、弱みなど)、他者への影響力について、自身がいかに明確にとらえているかを表す。内面的自己認識は、仕事や人間関係への満足度、自己および社会的コントロール、幸福に相関する。不安、ストレス、憂うつとは負の関係にある。

引用元:リーダーに不可欠な「自己認識力」を高める3つの視点 | HBR.ORG翻訳リーダーシップ記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

 

 

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 2つ目のカテゴリーは、「外面的自己認識」だ。先に挙げた諸要素について、他者が自分をどのように見ているかに関する理解である。我々の研究によれば、自分が他者にどう見られているかがわかっている人は、共感力と、他者の視点に立つ能力に長けている。リーダーの自己認識と、リーダーに対する部下の認識が近いほど両者の関係は良好で、部下はリーダーに満足を感じ、リーダーを有能視する傾向にある。

引用元:リーダーに不可欠な「自己認識力」を高める3つの視点 | HBR.ORG翻訳リーダーシップ記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

 

 これから見ていく結果は、これら2つの自己認識が関わってくるので予め理解しておくことが肝心です。

 

 

 ⓫(わたしが)お待ちかねの結果!

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4つの自己認識タイプのうち、わたしは、「SEEKER(探索者)」でした。

 

タイプ別の特徴はこちらです↓

 

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参照元:リーダーに不可欠な「自己認識力」を高める3つの視点 | HBR.ORG翻訳リーダーシップ記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

 

 

 つまりわたしは、「内面的自己認識」「外面的自己認識」共に低いってこと

 

マジかー複雑ー

 

このクイズを受ける人は、例え望まぬ結果が出たのしてもくれぐれも

「わたしって自分のことなんにも分かってない!わたしってダメだ!」

と自分を責めたり、

 

「こんな結果になったのはあいつのせいだ」

とあなたのためにクイズを受けてくれた人を責めたりしないでください、とユーリック氏は忠告しています。

 

いやぁ、そんな過激なことにはならないにしても、自分について謎がますます深まった感じがしました。

 

そんな迷えるわたしのために、もらった結果には自己認識向上の助けとなる活動アイデアも含まれていました。

 

わたしの自己認識「探索」は、道が長そうです。

 

 

2)1つに絞って取り組む

インサイト・クイズの結果、わたしに提示された外面的自己認識を高める活動の中に、

「率直かつ客観的なフィードバックを他者からもらう」というのがありました。

 

「率直かつ客観的」って結構、覚悟いるんじゃ…(ゴクリ)

 

ちょっと怖いですが、得られたフィードバックをもとに、成長に必要な課題をあぶり出すためです。

 

そして課題解決に取り組む際大事なのは、「必ず1つずつ」おこなうことだと、ユーリック氏は言います。一度に複数つぶしてしまいたい気持ちは分かりますが、それだと長続きしません。

 

優先順位を決めて取り組めば、さらに効果的になるでしょう。

優先順位の決め方は何でも自分に合うものが一番じゃないかと、個人的には思います。

 

参考までにユーリック氏のアイデアをご紹介しますね。 

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参照元:Learning to be awesome at anything you do, including being a leader | Tasha Eurich | TEDxMileHigh - YouTube

 

1⃣紙を用意し、上記のような縦線をひきます。

  線の左側に、向上させたい課題をリストアップしてください。

 

2⃣次に、各課題が解決することで、自分が今より何段階素晴らしい人間になれるかを、10段階で評価しましょう。

 

3⃣最終的に、数字の一番高いものから順番取り組みます。

 

3)日々実践する

最後のステップ;取り組む課題が決まったら毎日実践しましょう

 

これは納得。

 

楽器やスポーツと同じで定期的な練習・訓練が成長を促し、新たに習得するスキルや習慣を定着させてくれるんですもんね。 

 

毎日、一日の初めに以下のように自身に問いかけると、より効果的に課題を実践できるそうです。

 

⓵今日は何に取り組むか?

⓶課題実践のためのどのような機会があるか?

⓷どのような基準で達成の進捗を評価するか?

 

更に、⓷で設定した基準に則って、自分の一日の取り組みを振り返ればバッチリです。

 

というかこういう風にしないと、絶対テキトーになっていつの間にか忘れちゃいそう。

 

最後に

今回ご紹介した3ステップは、進歩・成長させたい技能がなんであれ効果があるらしいです。

 

ボディービルダーでもバーテンダーでもオッケーって言ってたから

本当だったらすごい!

 

 

きゃとらに🐈 

 

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