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突然ですが、影色の選択って難しくないですか?
影を正しく表現するために、知っとかないといけないことって結構多いですよね。
光源の位置(高さ・角度・向き)
光の強さ
影の種類
影が投影される素材
反射光
etc...
少しずつ勉強はしたんですけど、いざ実践すると結局分からなくなってしまいます。
で、結局訳分からないまま誤魔化し塗りしてたんですが、今回やっとシンプルな方法が分かったので備忘録としてブログにします。
色相・明暗・彩度をちょっとずつ変える?
影の色を選択する手段でよく言われているのが、下のような「色相・明暗・彩度を少しずつずらす」という方法です。
参照:影色が分からない人必見!表現幅が広がる影色の選び方 | いちあっぷ
この画像では、左右共に、濃さの違う2種類の影が描かれていますが、色の選択法が違います。
「明暗と彩度のみ」を変えて影を表現した左に対し、右は「色相・明暗・彩度」を微調整しています。
最初この方法を知った時、「これだ!」と思いました。
でもやってみたら、またしても壁にぶち当たりました。
色相をどう変えればいいか分からない
色相をどの程度ずらせばいい感じの色になるのかがイマイチ分かりません。
例えばこの黄色い球体の例。
右図で色相を、オレンジ→赤の反時計回りに少しずらしています。
参照:影色が分からない人必見!表現幅が広がる影色の選び方 | いちあっぷ
ところがこの緑の球体の例では
色相を、緑→青と、時計回り、しかも黄色い球体の時より大幅にずらしています。
参照:影色が分からない人必見!表現幅が広がる影色の選び方 | いちあっぷ
結局、色相をどんな風に動かすのが良いのかが、イマイチ分からない。
わたしお得意の「何となく適当に」で、調整してみるんですが、上手くいったり、いかなかったりと表現が安定しません。
ところが、「ちゃんと勉強してれば一発で分かったんだろうなぁ」なんて思っていたところに、もたらされたんです!答えが!
影を濃くしたいなら、青色に寄せろ!
わたしの色相に対する理解へ光明をもたらしてくれたのは、こちらのツイートでした。
個人的に絵を教えてる人に制作したやつを公開しておきます。
— うすくち|お仕事募集中 (@usukuti_paint) April 24, 2018
理論とか全くわからないんで間違っていたらすみません…
日本語も苦手なんでバンバン突っ込みいれてください。
感覚でやってる事を言葉にするのは難しい pic.twitter.com/lTXTfoodSh
そしてこれこそが、わたしの迷いを解消してくれた情報です。
「影は濃くなればなるほど、青みが強くなる」
うすくち氏(@usukuti_paint)によれば、色は次のように「明るい色」と「暗い色」に分けることができます。
明るい色:黄、緑、水
暗い色:赤、紫、青
色をモノクロ化することで明暗の対比がさらに分かりやすくなります。
うすくち氏に倣って、わたしもやってみました。
こうしてみると、確かに青色が一番暗い色であることが分かります。
なるほど、だから「影が濃くなる」につれて、「色相を青色に寄せる」 わけですね。
加えて、影が濃くなると、色の彩度も増すとのことです。
それで影を描く際には、色の設定を以下のように調節してたんですね。
うすくち氏のおかげで影の色について基本的な仕組みが少しは理解できたかも。
本当に感謝です!
さて、またいっちょ描きますか🐈
きゃとらに🐈
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