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参照元:第1話掲載の「月刊アクション」が異例の完売!『orange』高野苺の最新作は、才能に揺れる少年たちの絆の物語。奏でる音が導くふたりの未来とは――。 | ダ・ヴィンチニュース
頑張ることを
人には知られたくなかった
才能がある方がかっこいいと思ってたから
引用元:「君になれ」高野苺
「自分には何か特別な才能があって、将来は自分にしかできないことをやるんだ」
昔、漠然とそう思っていた自分に、このセリフはズガンと突き刺さった。
コブクロの新曲とのコラボ作品「君になれ」は、
累計発行部数480万部を突破したヒット作「orange」の作者、高野苺先生の新連載だ。
本作第1話が掲載された月刊アクション6月号はなんと同誌初の完売とのことである。
そこで今回は、小学生の頃「大人になっても絶対OLと主婦にだけはならない」と思っていたにもかかわらず、高卒で早速OLを経験、からの現在主婦というフラグ回収率100%のわたしが、「君になれ」の紹介と感想を書きます。
漫画「君になれ」第1話
俺は才能があって
成功が約束されてる
そんな物語のヒーローみたいになりたかった
引用元:「君になれ」高野苺
理想と現実のギャップが生みだすもの、それが挫折だと思う。
漫画「君になれ」の主人公・足永太陽は高校3年生。長所も短所も「諦めないところ」将来の夢はミュージシャンだ。
しかし欲しいものも、なりたい自分も、空想の中にしかいない。
現実は、ギターは下手でバンドは受験を理由に解散、思いを寄せる幼なじみも後輩に片思い中だ。ひたむきなポジティブさも、諦めない頑張りも、太陽を夢へ引き寄せるどころか、空回りさせてばかりなのだ。
そんな時、太陽が出会ったのは…
「君になれ」の1話で感じたテーマは「夢と挫折」だ。
主人公の太陽と彼を取り巻く、幼なじみ、同級生の3人にはそれぞれ夢があるが、何らかの事情から、夢に向かってまい進するか別の道を行くかの岐路に立たされている。
太陽と同級生の出会いは新たな希望を予感させつつも、どこか不安が拭い去れない。
その要因が恐らく将来の太陽自身によるモノローグだ。諦めないところが特筆すべき性質だったはずの彼が、様々な経験を通して、どこか物分かりの良くなった大人として在りし日の自分を見つめ返しているのだ。その哀し気な語り口がこの先待ち受ける波乱を予感させる。
3人はこの先、「本物の自分」になれるのか
今後の展開からも目が離せない
参照元:第1話掲載の「月刊アクション」が異例の完売!『orange』高野苺の最新作は、才能に揺れる少年たちの絆の物語。奏でる音が導くふたりの未来とは――。 | ダ・ヴィンチニュース
興味がある方はぜひ、公式サイトにて、月刊アクション6月号がまるごと無料公開されているので読んでほしい。2018年6月24日までの限定公開です↓
「君になれ」だけ読みたい方はコチラ(第1話試し読み)↓
第2話も読んじゃう?よし、読んじゃおう↓
コブクロ「君になれ」
今はまだ 勝てなくて良い 分からなくて良い 出来なくて良い
迷えば良い 会えなくて良い 言えなくて良い 孤独で良い
今はまだ そこにいれば良い 何も無くて良い そのままで良い
いつの日か 本物の君になれ
↑もちろん、こちらも併せて聞いた。
正直言って、涙なしに観れなかった。いや、音楽の力マジすごい(語彙力)
他の方の感想もどうぞ↓
コブクロの君になれ聴くと元気でる。
— すずか (@Titstk12) May 30, 2018
君になれのインスト聞いて号泣してる。コブクロが尊い。
— miho (@p_c_m22) June 2, 2018
何度も聞いてるうちに、
「本物の自分」とは何だろう?と考えさせられた。
恐らく、「なりたい自分」とか「なるべき自分」なのだろう。
しかしそれが具体的に何で、どうやってなればいいのかを知ることは難しい。
まるでゴールもコースも分からないレースを走るようなものだ。
唯一の勝利の鍵は、途中棄権しないこと。
たどり着いたゴールが「本物」かどうかは、
そこに導いた選択が何であろうと自分の「答えなんだと胸を張って言える」
かどうかに、かかっているのかも知れない。
きゃとらに🐈
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