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こんにちは🐈
先日、デロンギ(DeLonghi)よりエスプレッソマシンを購入しました。

デロンギ コンパクト全自動エスプレッソマシン マグニフィカ S ECAM23120BN
- 出版社/メーカー: DeLonghi (デロンギ)
- 発売日: 2016/10/01
- メディア: ホーム&キッチン
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エスプレッソマシンとしては我が家で3代目になります。
↑キッチンラックに収まり切れず本棚に鎮座する羽目になった3代目
初代
2代目
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ネスレ ネスカフェ ドルチェ グスト ジェニオ2 MD9771PB ピアノブラック 家電 調理家電 コーヒーメーカー [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: ネスレ日本
- メディア:
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この3代目ことデロンギ・マグニフィカS、重量・専有面積・値段の全てにおいて、なんと過去最高という大型新人なのですが、それだけにさすがコーヒーが美味い(夫談)。
しかも初代・2代目とは違い、コーヒーのメーカーを好きに選べて、その上挽き立てが飲める!
加えて、
粉も豆もいける包容力
エスプレッソもレギュラーコーヒーも作れる多彩さ
全自動でお手軽にお店の味を実現してくれる3代目は
やって来るや否や、並み居るエスプレッソマシン達の頂点として、我が家に君臨したのです。
ところが、
こんなに便利でお手軽な3代目でも、我々の手を焼く機能が1つだけありました。
それがコレ
参照元:「カプチーノ」と「カフェラテ」の違い | ズバリ解決!「違いガイド」
カプチーノ
カプチーノが飲める!
そう知った我々はキャッキャッしながら、デロンギ・マグニフィカS到着初日に早速カプチーノを試しにいれてみました。
入れ方はか~んたん
マシン左のフロッサーで牛乳を自動で泡立てれば、あっという間にミルクフォームの出来上がり。
あとはそれをエスプレッソに注げば超簡単、カプチーノの完成です。
ではいざ!実食!
…
薄い
完成したのはカプチーノじゃなくて、薄味のコーヒー牛乳でした。
牛乳はスチームによって泡立てられ、ミルクフォームとなるのですが、泡が全然立たなかったせいで、スチームの水分によってかさ増ししただけの薄味ミルクが出来上がっちゃったのです。
その後、何度挑戦してもミルクフォームはできず
マジでなんでみんな出来んの?
YouTubeで作り方動画を見ては頭をひねる我々
「3代目、なぜだ…」
「おやおや、ぼくの機能には何も問題ないよ。使いこなせない君が愚かなんじゃないかい?」
とばかりに、3代目はその日延々と薄味ミルクを生産し続けたのです。
高級な3代目を「手軽」ともてはやした仕返しでしょうか。
買い置き牛乳と我々の精根尽き果てたところで挑戦は終了
以後カプチーノ機能は我々の中でなかったことになっていました
しかし、
それじゃやっぱり元を取り切れてないし、勿体ない!
と、貧乏性のわたしは、今回やっと重い腰を上げ、再びミルクフォーム作りに挑むことにしました。以下はその奮闘記です。
いや、前置き長すぎ
準備したもの
・デロンギ・マグニフィカS(3代目)
・マグカップ
・カフェインフリー・コーヒー豆(サザコーヒー)
・牛乳(1000ml×2)
挑戦1:クイックマニュアルを見ながら(失敗)
まずはクイックマニュアルを見ながらミルクフォーム作りに挑みます。
5ステップしかないのね…
たったそれだけのことを失敗に終わった前回に改めて絶望するわたし
いやいや気を取り直して
以下手順です。
①調整つまみを「CAPPUCCINO」側(下側)にする
②スイッチオン
スイッチのスチームマークの弱い点滅は予熱のサインなので終わるまで待ちます
③ミルクジャグに牛乳をいれる
量はジャグの1/3~1/2が目安です
④フロッサーを外側に向けて泡立てます
どんどんかさが増していきます
果たしてこれできるのしょうか?
⑤はい、完成!
きれいなミルクフォームができ…てないですね
サラッサラだわこれ
⑥もしや容器の下に泡立ったミルクフォームがあるのでは?
一応エスプレッソもいれましょう
⑦いざ、エスプレッソにミルクフォーム(?)注入
⑧結果:玉砕
前回と同じうっすーいコーヒー牛乳になりました
挑戦2:作り方動画を見ながら(失敗)
こういう時は実際にやってるところを目で見る方が分かりやすかったりするものです(ここまでは前回と全く同じ道をたどってますが)。
今度は参考動画を見ながらやってみます。
参考に観たのはデロンギ本家の動画。頼んます!
手順を確認しましたが、クイックマニュアルから得られる以上の情報はほとんど見つかりませんでした。
が、1つだけヒントを入手↓
なるほど、これは新情報。
今度はフロッサーをさっきより牛乳に深くつけて再挑戦しよう!
ただし、この情報を後々後悔することになろうとは、その時はまだ知りませんでした…
結果:
サラッサラ(2回目)ピントもずれとるし
この後何度試してみてもサラッサラなのしかできませんでした。
で、
同じことを何度やっても無駄に牛乳はなくなるし、飲み過ぎでお腹もタポタポなるしで、ちっとも埒が明かないため、ここいらで(やっと)原因を探ることにしました。
原因を探れ
上手くできなかった原因を色々調べてみたところ、3つありました。
原因その1:空気
参考になったのはコチラの動画↓
失敗例を提示した上でその理由を教えてくれてます(失敗例だけなら間に合ってるんで大助かり)
加えて重要情報が動画ページのディスクリプションに
ミルクフォームは最初の3秒で決まるのだ。その後は適切な撹拌と60度で止める事。 これは最初の3秒での失敗例である。
な、なんと、過去の失敗はすべて開始3秒で既に決まってたのか!
参照元:スチミング失敗、前回投稿分との違い。 - YouTube
「空気の種」が何かはイマイチ分かりませんが、つまり牛乳にうまく空気を送り込めなかった、ということでしょうか。
お菓子作りでも「泡立て」には空気を含ませることが鍵となります。
だからわたしのミルクフォームが毎度サラサラなのは恐らく空気を上手く取り入れられていないせいでしょう。
多分!
原因その2:音と温度
続いて、ミルクフォームをする際は、音と温度に着目する必要があることが分かりました。
こちらがその参考動画です↓
具体的に留意すべき音は2種類
1⃣空気を取り込む音
この音がきかれない場合、牛乳に空気をうまく取り込めていません。
2⃣ミルクフォームが温度60度に達した際に聞かれる最初よりも低い音
空気を取り込む音が急に低くなったら、完成の合図です。
確かに失敗時にはどちらの音もしませんでした。
原因その3:マシンについての知識不足
そして、最後のヒントをくれたのはこの動画↓
How to make a good milk foam for coffee latte and cappuccino
この動画に関しては、他でもないある一言が解決の大きなヒントになりました。
それが、
「マシンを良く知れ」
なるほど。原点に戻れ、と。
そこで改めてクイックマニュアルを見返してみました。
すると問題解決に必要な最後のピースがそこに
あ~~~~~~~
挑戦2 で、デロンギの動画を参考にした際、実はわたくしフロッサーの先を深く突っ込んでしまっていたのです。
そしてもちろん、わたしの失敗は動画のせいではありません。
賢明な読者様はお気づきかもしれませんが、
あの動画、同じデロンギの別機種を使用していたのです。
機種が違えば方法も異なる。
うちの3代目はフロッサーの先端が牛乳につかる程度いれるのが正解だった、ということが分かりました。
単純な不注意だなあ。
とはいえ、課題は洗い出せました。
課題1)空気を効果的に取り込む
課題2)音と温度に留意する
課題3)フロッサーを適切な深さで牛乳にいれる
さぁ、今度こそ!
カプチーノができたどー‼
とうとう完成しました!
ちゃんと泡立ってます!!
早速エスプレッソに注ぎました
薄味コーヒー牛乳じゃない!
ちゃんとカプチーノしてる(感動)
この後もう1度やりましたが、同じようにミルクフォームを作ることができました。
あぁ、達成感…
まとめ
ミルクフォームを安定的に作れるようになるまでに消費した牛乳は1000ml1パックと1/3程でした。3代目が全行程のほとんどをやってくれる割に随分手こずりました。
クイックマニュアルを含めた手順書は分かりやすく、手順そのものも決して複雑ではありませんでした。
フロッサーを牛乳に突っ込む時の深度を手順書通りにやらなかった、わたしの落ち度はでかかったです。
ただ、音や温度といった泡立て時の牛乳の状態については、マニュアルでの言及が見られず、自分で情報収集する必要があったため、少しトリッキーだったかなと思います。
というわけで個人的に大変苦労したため、ブログに残しました。
デロンギのエスプレッソマシン【デロンギ・マグニフィカS】を購入して、同じように苦労している人の参考にしていただければ幸いです。
機種がかなりピンポイントですが
↑3代目、我が家のコーヒー、そして育ちすぎた可愛い多肉植物たち
おまけ: 我が家のコーヒー
ついでに我が家のコーヒーを紹介。
我が家はサザコーヒーが大好きです。
初めてサザコーヒーについて知ったのは一冊の本がきっかけでした↓

20年続く人気カフェづくりの本 ―茨城・勝田の名店「サザコーヒー」に学ぶ
- 作者: 高井尚之
- 出版社/メーカー: プレジデント社
- 発売日: 2017/10/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
個人店であるにもかかわらず、茨城ではあのスタバを圧倒するという点に興味を掻き立てられました。
しかもバリスタの国内選手権で選ばれた日本ベスト6のうち、3人がサザコーヒー出身と、バリスタの腕も折り紙つき!
その他にも本から読み取れるのは
多大なコーヒー愛
徹底した品質管理
最高の顧客サービス
など夢のようなことばかり!
で、それらを体験すべく、それだけのために茨城の本店に足を運んじゃいました!
そこで本場の味を体験して以来、我々夫婦はサザコーヒーの虜なんです。
我が家のコーヒー↓
夫がお店でいただいたコチラも大変美味しいそうです↓
値段は立派だけど、さすが納得のお味です。
ご興味がありましたらぜひ、一緒にサザコーヒー愛飲者になりましょう!
※別にサザコーヒーの回し者じゃありません
きゃとらに🐈
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