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こんにちは🐈
首が曲がりました。
今気付いたんだけど、わしの首、平常時ちょっと右に傾いてる。頭じゃなくて首が。いい感じの松の盆栽みたいに。で、差し当たり思い当たるのは、毎日絵を描く時常にちょっと右向いてるな、ってことくらい。こういうことってあるんですかね?
— きゃとらに/Catlani (@catlani_blogs) 2018年5月15日
あ、「曲がる」ってホラー表現が過ぎるか。
↑のツイートにもある通り、どっちかっていうと「右に斜めってる」という感じです。
我ながら気持ち悪い。ショックでツイートまでしちゃった。
恐らく、長年のデスクワークの影響じゃないかと、にらんでいます。
わたしの仕事環境は大抵パソコンがデスクの正面にあり、その他の作業は右利きのため、右手側で行われます。
このデスクの右側で作業をする際、首を長時間右に傾けた状態でいることが「盆栽首」の根本原因に繋がっていると思うんです。
そして、実はもう一つ、デスクワークを始めてこのかた、特に頻発するようになった健康被害があります。
それが頭痛。
就職する前は頭痛なんて人生片手で足りるほどしか経験しませんでしたが、年を重ねるにつれてその頻度は高くなりつつあります。
最初は、低気圧による気象病かな、と特に根拠もなく納得してました。
ただ、よくよく考えたら、別に晴れてる日でも頭痛に悩まされれてるな、と。
それで今回は、長時間のデスクワークが頭痛に及ぼす影響と対処法を調べてみました。
頭痛の原因といえば、他にも色々ありますが、今回はデスクワークとの関連が深い内容にしています。
本記事を書くにあたり、主に参考にしたのは以下のサイトです。
頭痛ってどうやって起きる?
自律神経の乱れが原因で発生する頭痛の中に「片頭痛」と呼ばれるものがあります。
頭痛外来で有名な秋葉原クリニック院長、大和田潔先生によれば、日常で経験する「ひどい頭痛」は「片頭痛」であることが多いそうです(【頭痛の治し方1】私たちが苦しむ「頭痛」って結局何?頭痛の専門医に聞きました)。
片頭痛は、脳の血管が拡張しすぎることにより引き起こされます。
拡張しすぎると、血管を取り巻く三叉神経が刺激されてしまい、それが痛みの発生原因になるのです。
頭痛の要因
頭痛の要因は様々あります。最も多いのが次のようなものです。
・ 月経
・脳の作業量が多いこと
・睡眠リズムの乱れ
(【頭痛の治し方1】私たちが苦しむ「頭痛」って結局何?頭痛の専門医に聞きました)
それらに加え、デスクワークの多い人に言えるのが、
「頭突き出し姿勢」
(【雨の日に頭が痛い】低気圧頭痛の治し方は自律神経の乱れを防ぐ「1分あご押し」|)
首が前に傾くことにより頭が前方に出る姿勢のことです。
短時間なら特に問題ありませんが、この姿勢でパソコンやスマホを長時間する時は注意が必要です。
頭の重量の負荷は、本来全身で分散されるべきもの。
それが「頭突き出し姿勢」になると、負荷は首だけに集中してしまいます。
すると重い頭を支え続ける首の骨・頸椎が、負荷に耐えかねて変形しやすくなるのだそうです。
わたしの盆栽首も恐らくこれが原因だと思われます。
さらに、首の頸椎の変形は、首の後ろを走る自律神経を圧迫します。
これが頭痛の引き金となるのです。
頭痛予防1 頭突き出し姿勢を正す「1分あご押し」
「1分 あご押し」はAYATAカイロプラクティック院長、綾田英樹先生により考案された体操です(【雨の日に頭が痛い】低気圧頭痛の治し方は自律神経の乱れを防ぐ「1分あご押し」|)。
頸椎の変形と、自律神経の圧迫を改善し、頭痛などの体調不良を予防します。
頭突き出し姿勢が常態化すると、頭の位置は元の位置より10~20センチ前方に固定される場合が多いのだそう。
うわ、移動距離20㎝もバッファあるとかヤバい(ガクブル)
それを5センチ矯正するだけでも、各種体調不良の改善が見られたとのことなので、この体操でぜひ、頭痛も盆栽首も解消したいところ!!
※効能・効果を保証するものではありません
「1分あご押し 」のやり方
では、こちらで紹介されている「1分あご押し」を説明します
【準備するもの】
イス:ダイニング用や事務用など座面が硬めのもの
(ソファなど、座面が沈み込むものは不可)
※イスが用意できない場合は正座も可
【基本姿勢】
(参考:【雨の日に頭が痛い】低気圧頭痛の治し方は自律神経の乱れを防ぐ「1分あご押し」|)
イスに座り、目線を正面に向ける。
この時点では姿勢を正すことを特に意識せず、肩の力を抜いておく(胸を張って背筋を伸ばすようなことも必要なし)。ただし、腰が丸まりすぎないよう注意すること。
【1分あご押しやり方】
(参考:【雨の日に頭が痛い】低気圧頭痛の治し方は自律神経の乱れを防ぐ「1分あご押し」|)
①基本姿勢のまま、手であごをもつ
②手であごを後ろに押しながら、後頭部を引き上げる。
その状態を7秒キープ。
目線は正面、頭は水平に保つこと。
あご押す時、腰が反らないよう、お腹に軽く力を入れる。
①②×5回で1セット(約1分間)
一日では、計5セットが目安
仕事や家事の合間、入浴中、寝る前などこまめにおこなう。
慣れてきたら、手を使わずにやってみよう。
(参考:【雨の日に頭が痛い】低気圧頭痛の治し方は自律神経の乱れを防ぐ「1分あご押し」|)
【注意】
・頭を動かす際は、軽めの力でゆっくりとおこなう
・高血圧や心臓病の人はやらない
・体に強い痛みがある場合は、痛みが消えるまでやらない
・万が一、しびれが強くなるなど症状の悪化が認められる場合は直ちに中止し、医師に相談すること
頭痛予防2 睡眠・休憩
睡眠
睡眠は脳血管の安定に影響します。気を付けるべきは❶「寝る時間」と「起きる時間」、❷睡眠時間の2点です。
❶ 「寝る時間」と「起きる時間」を規則正しくする
❷睡眠時間は大人で6~7時間とる
(頭痛を防ぐ生活には「睡眠」が欠かせない。では何時間がベスト?)
休憩
脳を長時間酷使すると、頭痛が起きやすくなります。働く際には必ず休憩をとりましょう。
2~3時間に一度休憩をはさむのが理想です。
トイレ休憩に立ったついでに短時間でも軽く歩いたりするだけで違います。
わたしは休憩時間に先ほどの「1分あご押し」をするようになりました。
ガマン・ダメ・ゼッタイ!頭痛の治し方
さする・冷やす・温める
わたしの母は「頭が痛いときは温かいシャワーを浴びて早く寝なさい」とよく言いました。言われた通りにすると、不思議と痛みがおさまった、という経験が何度かあります。
これは、痛い部分の表皮をシャワーが刺激することにより、痛みが遮断されたからです。
頭痛の対処法というと、「温めた方がいい」「冷やした方がいい」など諸説入り乱れる印象ですが、実は「刺激により痛みを軽減・遮断する」という意味では効果は同じなのだそうです。
ただし、血流の悪さこそが頭痛の原因だとして、お風呂に長時間はいるのはNGです。
脳血管の拡張が原因で頭痛が起きるのはもうご存知の通り。
長風呂は脳血管を拡張させてしまうため逆効果になってしまうのです。
(【頭痛の治し方4】ガマンからも、痛みどめの乱用からも卒業!専門医に聞いた、正しい頭痛の治し方 | CanCam.jp(キャンキャン))
市販薬がきかない時は…
市販の頭痛薬がきかない。そんな時は痛みを止めるだけでなく、拡張してしまった脳血管をもとにもどす薬が効果的です。
一度薬で脳血管を正常化すれば、それ以降、頭痛の発生頻度も下がることが多いのだそうです。それは、人の体に脳の正常な状態を維持する力が備わっているから。
逆に、わたしがよくやるんですが、
「いつか治るだろうし」「病院面倒くさい」などと頭痛を放置してしまうと、実は片頭痛になりやすい体になってしまいます。
特に片頭痛によくなる人は、脳血管が不安定、かつ体が内外からの刺激に敏感になっていきます。
やがては、ちょっとした気温の変化やストレスなどでも頭痛を感じるようになるそうです。
なので市販薬がきかない場合は、ガマンせず頭痛外来を訪ねましょう。
痛みを克服するだけでなく、頭痛になりにくい体にすることができるなら、薬で早く治すのも手ですからね!
きゃとらに🐈
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